自助意識が育まれるとき

 自らを救うという自助意識を自分でカルテを記入して再認識することで育めると考えました。実際、そういう方もいらっしゃいますが、もっと健康意識の低い人は、健康に目を向けることも嫌がることも分かってきました。そしてそういう人たちを動かすのは、健康でいて欲しいという家族からの暖かで力強い気持ちが伝わるときか、大病したときだと考えています。純粋に自分を想ってくれる人に、やっぱり応えたいと思うのが人間というものなのではないかと思います。大病してからでは遅いことが多いので、なんとかしたいと医者としては考えたくなるわけです。

 家族みたいに近くにいるわけではないのだけれど、自分の外来に通ってくれる人達に心を込めたメッセージとともに自助カルテを渡しています。1日に数冊ですが、少しずつ広めて行きたいと考える今日この頃です。