主体的市民を支える会


主体的市民を支える会:


結成された日 

2010年8月21日

 

 志を同じくする市民で作った任意団体です。

 自助カルテをみんなが使うことで、患者さん本人と家族、医療者の意識を変え、みんなが幸せに生き、亡くなる時も満たされて逝ける医療に繋がれることを目指しています。

 みんなが共感しあえる医療を目指します。

 

 人は人のために生きていると私達は信じています。

 

     主体的市民を支える会    代表  木暮 裕

 

 

 

 政策学校一新塾で最優秀理事賞、主体的市民賞を受賞しています。

プロフィール

若かりしころ
若かりしころ

1967年生まれ 

千葉県千葉市出身

慶応大学理工学部卒業後山梨医科大学(現山梨大学)医学部医学科に入学1999年千葉大学循環器科入局。

日本内科学会認定内科医

日本循環器学会認定循環器専門医

特技:

元プロボクサー(Jrフェザー級ー1戦1勝1KO)

サックス演奏 (師匠は小高嘉子さん)

(千葉県船橋市GoodtimemusicSchoolで学びました。現在休学中)

 

 

 

私が人の最期を語る理由

 私の父は私が22歳のときに57歳の若さでこの世を去りました。父の主治医は父の同僚でしたが、父への配慮もあって、私達家族にいくつか言葉を残せるようしてくれました。そして「あとは頼んだぞ」という言葉を聞くことできたのでした。この言葉は私を支えてくれました。そしてこの経験から「自分が生きている」ということについての意識が変わりました。

 それは自分もいつか死ぬということ。そして、「生きていると言うこと」はまばゆいばかりに価値があるということ。そして、自分の都合の良いように生きるのではなく、自分の運命を背負って生きて行くことで初めて地に足をつけて生きていけるということです。

 父がこの世を去っても、父は私の中に生きています。父が背負ってきたものを代わりに背負って生きることで初めて自分の足が地に着いたように思います。これが自分の生きる道なのだと素直に感じられるようになりました。

 人間は、「死」という最大の障害に遭遇してもその困難をを受け入れることで成長できるのだと思います。自分の経験を通して、患者さんや家族が「死」を避けようとするのではなく、正面から受け止める事で、「良い最期」を迎えてほしいと思います。良い最期を迎えられれば、本人だけでなく、残された家族もより有意義な経験とすることができるのだと信じています。

 今となっては私が医者となり、自分の関わる患者さん達が良い最期を迎えられるようにする番なのだと思います。死を避けようとするだけでなく、良い最期が迎えられるように人の最期について私は語り、少しでもみんなの役に立ちたいと思うのです。

 

 

 

私達が目指す社会

 私達が本当に目指すのは、日本の人々の幸せです。今、巨大な閉塞感に覆われた日本は、目的意識を失い、自立心を失い、コミュニティーという横のつながりを失っています。経済的な問題ももちろんあるでしょうが、私たちが問題にしているのは、この閉塞感、すなわち不幸せな感覚です。衣食住たりていれば、経済的問題は幸せとは本来関係のないものだと考えています。あとは本人の心がけ、努力次第で道は開けるからです。自助カルテは、日本に足りないものを補うことを目標としているのです。

 自助とは自らを助ける精神です。自分を救えるのは自分しかいません。健康においても自分の健康を保つことができるのは、自分しかいないのです。

 人生は一度きりです。高々数十年という自分の人生を納得して生きるためには、日々の生活に追われるだけではなく、易きに流されず、目的意識を持って生活する必要があるのです。その目標の一つに幸せな最期があるのではないかと考えています。

 そして最後に家族や町の人々との絆です。自助カルテは、みんなに見せるための手帳です。患者さんを中心として医者や看護師、家族、介護士、理学療法士、薬剤師みんなが見守れる、そんな人と人が共感し合うノートになれれば、素晴らしいと考えています。人は独りで生きているのではありません。そして人は人のために生きているのだという認識を広められれば良いと考えています。